(短)私はあなたが好き…

なかなか、恭介が返事をくれないから、私は


「あっ、やっぱりダメだよね…。私なんか…。」


あぁー、なんか泣けてきた。でも泣いちゃいけないと思い、歯をくいしばってたえようとした。



それでも返事をくれないから私は無理だと思い、恭介に背を向けて帰ろうとした。



そしたら、いきなり恭介に腕をつかまれた…。



びっくりして振り返ると恭介が、


「ダメじゃない…。俺も好きだから…。」



私は突然のことに声が出なかった。


やっと出た言葉は、


「嘘でしょ？」


「いや、ほんと。」



私は嬉しすぎてさっきこらえていた涙が溢れてきた。



そしたら恭介がかなり焦っていた。