廊下から、男女の 騒がしい声が聞こえてきた。 「あれ?錦戸 どうした?」 錦戸って…楓介? 楓「俺、図書室で勉強するき 置いてっていいで!」 やっぱり、楓介だ。 「勉強って1人で? ウチが教えよーか?」 楓「いや…大丈夫! もお、先輩に頼んでる」 「え?先輩って誰?」 楓「ここで話しゆう時間は 俺にはないがっ さっさ帰れや」 笑いながら言う 楓介の声。 「え~」 女子の残念がるような声 「まぁ、いいき 行くぞっ 錦戸!じゃあなっ」 「ふーちゃん、ばいばい」 楓「ばいばーい」