謳「うっわ! また出たよっ 明奈の自虐ネタ」 明「だって!そうやん…」 蘭「まぁ、とにかくさっ ウチらは先に帰るき! ふーちゃんの好きなタイプでも 聞いちょけよー」 そう言い残して 蘭恋は謳花を引っ張るようにして 教室から出て行った。 明「…有り得んのに」 呟いてから、明奈も 教室から図書室にむかった。 鍵は開けられていて 中には誰もいなかった。 楓介は…まだか… 鞄を持ったまま 本を物色する。 図書室に入ったのは 久しぶりだったから 全然、知らない本が 並べられたりしていた。