人に支えられながら 立ち上がった楓介。 立ち上がってからは 支えてくれる人を制し 左足を上げて 右足でケンケンするかのように 歩いている。 楓介の表情は凄く 悔しそうだった。 周りの人達は消えたみたいで その人達の声も遠くで かすかに聞こえるくらいで… 明奈は遠くにいる楓介に向かって 明「楓介ー!!」 こんなに大きな声を出したのは いつぶりやっけ? 忘れるくらい、前やったな。