ピンポーン 玄関を開けると 楓介が笑顔で 手を振って立っていた。 渚「5分早い…」 楓「へっへーん 1年前から先輩との 約束は必ず 5分前には着いてるって 決めたっすから」 そーいや、確かに…。 明「良い心がけだこと」 褒めると やっぱり、子犬のように 笑う楓介。 部屋に招き入れて 勉強を教える。 楓「先輩は、勉強 せんでいいが?」 明「楓介が明奈と 同じくらいな 頭の良さになったら 工業落ちても 同じ高校行けるやろ」