明『あの日 何してた?』 楓『すいません 謝ろう。謝ろうって 思ってたんっスけど。 寝坊かましちゃって… 本当にスイマセン』 明『それって、自分家?』 楓『…そうっスよ』 少し出来た【間】が 渚さんが言ってたのが 真実で。 楓介は今、嘘をついた。 と確信した。 楓介はあの日 渚さんの部屋で寝ていた。 自分の家ではない。