通話ボタンを押した。 楓『もしもし…』 久しぶりに聞いた 可愛らしい楓介の声。 だけど、楓介の声を 聞いた瞬間に 思い出がフラッシュバックした。 楓『先輩ですよね?』 先輩って言われるの 本当は心のどこかで 憧れてて だけど、こんな明奈が 先輩なんて呼ばれるわけない そんなに、慕ってくれる 後輩が出来るわけない。って 思いよったのに 楓介が先輩って呼んでくれて 言ってないけど 内心、嬉しかった。