携帯の着信音が 部屋の中で鳴り響いた。 机の上にある 携帯を手にとり ディスプレイを見る。 明「楓介…」 出ようか出まいか迷った。 だけど、夏休みも 終盤にさしかかってきたし ここらへんで 言いたいこと言って スッキリさせてから 残り十何日間の夏休みで お互い気持ちの整理をすればいい 夏休みが明けたら 関わることが ないようにする為に…。