明「いつまで
いるんですか?」



渚「え?」



明「勘違いして
ゴメンなさい
渚さんが言ってること
自分でも、充分
分かってますから」



渚「何ソレ…」



明「楓介のこと
好きなんですよね…
明奈は楓介に
そんな気持ち抱いて
ないんで」



渚「そう…」



明「もう、自分の
悪口聞きたくないんで
目の前からいなくなって
くれませんか?」



渚さんは無言で



公園から出て行った。



疲れた。



本当に疲れた。



今は涙もでない。



あの時の楓介のように



ベンチに横になる。