居間に続くまでの



少しの木の道



歩くたびに少し軋む。



ミシッ…ミシッ…と



小さく聞こえるのだ。



少しだからと言っても



軋んでるのに変わりはない。



音が鳴るたびに



明奈は不安になる。



重すぎて床抜けるんじゃね?とか



さあらにこれを言ったら



笑われてしまった。



「アタシとかでも鳴ってるし
明奈は気にしすぎっ!」



と言われてしまった。



それからは、あまり



気にしないようにしてはいる。