楓「俺みたいな見た目って 言っちゃいけないんですか? 本当に思ってることなのに 先輩みたいな人に 言っちゃいけないんですか? どうしてですか?」 明「ホンマにわからんが?」 奏「楓介…ヤメろ」 奏多が起き上がる。 楓介は黙ったまま どこかに飛んでいった 紙飛行機を… もう見えない 紙飛行機を… ただ見つめて黙った。 明奈の方向を見ることはなかった。 いずらくなって 明奈は1人で帰った。 無心になりたくて イヤホンを耳にして 大音量で音楽を聴いた。