「陽平っ…」 潤んだ瞳で、俺を見上げる。 それは、作戦なのか。 無意識なのか。 どちらにしても罪だ。 見たか? さっきの可愛い顔。 襲っちまうぞ。 本能的なのか、なんなのか、唇に軽く触れる。 けど、一度触れたらなかなか止まらず何度も何度も求めてしまう。 「ん、…ん…よぉ…へ…」 ぎゅって強く俺の服を掴んで、可愛い声で俺の名前を呼ぶ。 普通の男なら 即襲うよな。