突然、腕からの重さが軽くなった。
ふと見上げると、
「重いだろ?俺も持つ」
さっきの男がいた。
「・・・・・・・・・・・・」
こうして、アタシはこの男と職員室まで一緒にプリントを届けるハメになってしまった。
この男は確か・・・。霧島 祐汰だっけ。
クラスで人気だったな。
「さっきはゴメンな」
急に祐汰の方から話しかけてきた。
「・・・・・・・・・」
「どっか怪我とかしてないよな?」
「・・・・・・・・・」
アタシは、何に対しても答えずに、ただ黙々と歩いていた。
「なぁ、俺ってもしかして嫌われてる?」
別に嫌ってるわけじゃない。
ただ、めんどくさいだけ。
「・・・・・・別に・・・」
ホントに小さく、聞こえるか聞こえないか位の声の大きさで答えた。
「そっか。なら良かった」
どうやら聞こえたようだった。
・・・・・・・・・・・・
しばらくの間、沈黙の空気が流れる。
「あのさ」
また、裕太が話しかけてきた。
「プッチンプリン食べる時ってどこから食べる?」
・・・・・・はぁ?
ふと見上げると、
「重いだろ?俺も持つ」
さっきの男がいた。
「・・・・・・・・・・・・」
こうして、アタシはこの男と職員室まで一緒にプリントを届けるハメになってしまった。
この男は確か・・・。霧島 祐汰だっけ。
クラスで人気だったな。
「さっきはゴメンな」
急に祐汰の方から話しかけてきた。
「・・・・・・・・・」
「どっか怪我とかしてないよな?」
「・・・・・・・・・」
アタシは、何に対しても答えずに、ただ黙々と歩いていた。
「なぁ、俺ってもしかして嫌われてる?」
別に嫌ってるわけじゃない。
ただ、めんどくさいだけ。
「・・・・・・別に・・・」
ホントに小さく、聞こえるか聞こえないか位の声の大きさで答えた。
「そっか。なら良かった」
どうやら聞こえたようだった。
・・・・・・・・・・・・
しばらくの間、沈黙の空気が流れる。
「あのさ」
また、裕太が話しかけてきた。
「プッチンプリン食べる時ってどこから食べる?」
・・・・・・はぁ?