「川崎先生も1年が雑用するべきだと思いますよね」
寺田君が前を歩いていた僕に急に話を振ってきた
「決まり事は守んないといけないんじゃない?」
「ハァ、先生は真面目っすねぇ」
「『ハァ』じゃ無くてお前が片付けしろよ。
明日、水野と交代な」
「あぁ、頑張るよ」
そう言ったと思ったら寺田君は勢いよく蛇口をひねった。
周りにいた1年生数人を巻き込んで宮本君と
立山君が水浸しになった。
「お前っ!ふざけんなよ!」
立山君が本性を出したというか、同じように蛇口をひねって水をかけ返した。
宮本君は少し離れた所でバケツに水をくんでいる。
水飲み場と周辺に近ずくとビショビショになってしまうので、片付けをしている1年生にボトルに入れてある、この気温のせいで温くなった水の残りをもらって職員室に戻った。
後ろからは大きな水音と
「宮本!やりすぎだ!!」
という声が聞こえてくる。
職員室に戻ると大森先生が汗をすっかりふき取って、アイスコーヒー片手に涼んでいた。
寺田君が前を歩いていた僕に急に話を振ってきた
「決まり事は守んないといけないんじゃない?」
「ハァ、先生は真面目っすねぇ」
「『ハァ』じゃ無くてお前が片付けしろよ。
明日、水野と交代な」
「あぁ、頑張るよ」
そう言ったと思ったら寺田君は勢いよく蛇口をひねった。
周りにいた1年生数人を巻き込んで宮本君と
立山君が水浸しになった。
「お前っ!ふざけんなよ!」
立山君が本性を出したというか、同じように蛇口をひねって水をかけ返した。
宮本君は少し離れた所でバケツに水をくんでいる。
水飲み場と周辺に近ずくとビショビショになってしまうので、片付けをしている1年生にボトルに入れてある、この気温のせいで温くなった水の残りをもらって職員室に戻った。
後ろからは大きな水音と
「宮本!やりすぎだ!!」
という声が聞こえてくる。
職員室に戻ると大森先生が汗をすっかりふき取って、アイスコーヒー片手に涼んでいた。
