「祐ちゃんっ!!」 ハアハアと息が切れる。 祐ちゃんは青白い顔をして病室のベッドに横たわっていた。 呼吸のせいで胸が上下しているのが見えた。 「生きてる…」 実早は扉にもたれてヘナヘナと崩れ落ちた。 よかったようぅぅ…!! 祐ちゃんが倒れたって聞いたときは心臓が飛び出るかと思った…。 「実早ちゃん、案外早かったねえ~」 「祐也さん!!」 頭上には我が子が倒れたにもかかわらずあっけらかんとしている祐也さんがいた。 挨拶もそこそこに実早は祐也さんに案内され、診察室へと入った。