「祐くん!!すごい反響よ!!」


ママはさも嬉しそうにバンバンと祐ちゃんの背中を叩いた。


「実香さん…やめてくださいよ…」


祐ちゃんは本当に嫌がっていた。


実早と祐ちゃんのCMとポスターは本当に評判がいいらしい。


「もう2度とこんなことするもんか…」


祐ちゃんはキッチンに逃げてしまった。


「ほら~やっぱり実早があんな無茶苦茶なキスするから~」


ママは実早に責任を押し付けた。


「だあって~」


実早は口を尖らせた。