祐ちゃんは見ててねといわれた僕は実早ちゃんの指示通り廊下の門で待機した。
いったいこれからなにが始まるんだろう…。
僕の胸は不安で一杯だった。
実早ちゃんの後ろ姿は凛としていた。
見る人すべてを魅了する、かと思いきや…。
「ふっ…うわああああん――っ!!」
僕も廊下を歩いていた人たちもぎょっとして実早ちゃんを見た。
なんで!?
実早ちゃんは突然泣き出した。
しかも廊下のど真ん中で。
「どうしたんですか!?」
駆け寄ってきたのは実早会の人々だった。
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