「っとに人騒がせなんだから!!」


「まあそう言うなよ。樺摘は樺摘なりに祐一郎を守ってたつもりなんだよ」


「失礼な!!祐ちゃんを守る役目は実早のものなんだから!!」


「それは頼もしいな」


ふふふと2人は笑いあった。


「あの~僕を無視して話を進めないでくれませんか…?」


しかも会話の内容がこっぱずかしい…。


「いいじゃないか。樺摘にもようやく認められて万々歳だろ?」


母さんは僕が持ってきたティーカップに砂糖を入れた。


「そういう問題じゃ「やっぱり実早と祐ちゃんの愛は永久に不滅ね♪」


幸せそうに呟く実早ちゃんにまあいっかと自分自身を納得させるのだった…。