「誰もいないのか?」 シーン… 「津島、どうだ?」 「えー…」 津島くんが名指しされた。 先生にも信頼されてるんだぁ。 すごいな。 「…いいですよ。やっても。でも条件つきで」 「条件?」 「はい。」 津島くんはそういうと、右を向いた。 紛れも無く、私がいる方向だ。 えー?! なんで私の方見るの? _