私の素敵な彼氏様




「優、いるか?」

「はぁい」


「俺に言う事はない?」

「え?」

「明日デビューってどういう事?」


「あたしね、拓哉ともっと会いたい!寂しい思いしたくない…って思ったの…。そんな時スカウトされたんだ。拓哉と同じ事務所だから、少しは会える時間増えるかなって…。」


「そういう事なら俺仕事辞めてもいいけど。優に寂しい思いさせてまでやる必要ないし。
幸せにするために今頑張って働いてるんだけど」


「嘘…、じゃあ突然芸能界入るって言ったのも、あたしのため?」


「そう。って事で、解決。」

「え?だめ!だめ!仕事辞めないで!あたしは普段の拓哉も仕事してる拓哉も全部含めて好きだもん」



「寂しいって言ったり…
辞めないでって言ったり
…どっちだよ」