仕事上手(?)で恋愛下手(!)

それから、あっという間に
最終勤務日の金曜日を迎えた。

陽希君とはあの雪の日に会ったきり
だった…。

当たり障りのないメールから、
月曜日に行くということは伝えて
あったけど、予定が合わず
会うことはなかった。

きっと、オーストラリアに行っても
レスキュー隊の音を聞いたら
陽希君を想うんだろうと思った…。

(時差は1時間か…。)

「花菜。

月曜日は空港まで信治が送って行くから
絶対に、絶ぇっ対に、
アパートで待っててね!!」

っと帰り際に奈南からしつこい位に
念を押された。

「分かった、。」

私はその気迫に圧倒され
頷くことしかできなかった。