仕事上手(?)で恋愛下手(!)

確かに奈南が言うことも
一理あると思い、ふたりに
そんなところがあるか
考えてみたけどそんな要素は
全くなかった。

「ふたりとも、ありがとう。
自分でもバカだとは思うんだけど
ふたりのことが気になっちゃってさ。

それに、いつも心配で堪らない。
人の死が隣にある仕事って
どうしても孤独になりがちでしょ。

私が側にいて、その寂しさや不安や
言いようのない孤独感が
紛れるなら、いくらだって
側にいたいと思うの。

ただそれだけ、なんだけどね…。」

二人は何のことか分からず首を
傾げていた。