仕事上手(?)で恋愛下手(!)

「っで、どっちが本命なんだよ?」

っと話しが進む頃にはお互いにビールを辞め
おちょこ2つを用意して冷や酒で
何度目かの乾杯をしていた。

「やっぱり、日本酒は寒いとこのが美味しいですね。」

日本酒は最初の口に入れてすぐの香りがすごく良い。
その後に喉から奥へ流れるときは、頭がクラッとする程に
アルコールを感じてしまう。
それでも、また香りを楽しみたくて飲んでしまう。
そんな怖い飲み物なのだ。


「山形、新潟、福島。あとは、秋田がやっぱり美味いな。
東北贔屓は出身だからしょうがねぇけどな。」

っと主任は私より早いペースで日本酒を飲み進めた。

「まぁ。他人の恋愛に口出すの性分じゃねぇし、
正直どうでも良いんだけど

お前の場合は考えすぎない方が
良いんじゃないかと思う。
相手がどう思うとか、嫌われたらどうしようとか

おれに言わせりゃぁ、いらねぇ気持ちだよ。
お前はお前だから相手が構ってんだ。

考えすぎると、ハゲるぜ。」