仕事上手(?)で恋愛下手(!)

(美味しい。)

シャンパンの美味しさに驚いた。
食事のときに飲んだ白ワインは
すっきりとした辛口で、
食事を邪魔しないものであったなら、
このシャンパンはそれ自身が主役になれるほど
華やかさがあって、少し甘めだけど
豊かな香りのあるものだった。

「これ、すごく美味しいですね。
それに、この部屋はどこにいても
何をしててもロマンチックだから
雰囲気にも酔っちゃいそう。」

っと言って、それまで窓の外の夜景を
見ていた私は、リビングのソファに
腰を下ろした。

大和先生も同じタイミングで
ソファに座った。

(ひぇ~。近い、近いよ。)

なるべく端にいて、身体が触らないように
逃げていると