秘蜜。


「・・明日の日直、どっちから始めるか、決めたいんだが・・」

みんなが喋るのをやめ、拓馬の方を一斉に見た。


「えー・・・、伊藤からやれよー」

「は?」


いやいや。

「やだよ」


「なんでだよっ。普通自己紹介は、一番からだけど、46番からやったんだから次はそっちからやれってー」


それは、お前が最初にやりたいって言ったからだろ、って言ってやりたかったけど。

面倒臭いことになるのはいやだったから、潔くやることにした。



「・・じゃあ、いく・・じゃなかった、伊藤。ちょっと、説明するから。来てくれ」




嫌です、とは言えず、


「・・はい」



と、素直に着いていった。