俯いて、ぐっと拳を握りしめる拓馬。 それと同時に、苦しそうな表情を見せる。 私も、胸が苦しくなる。 「・・そうか。 えっと、次・・」 「あ、はい・・っ」 みんなが自己紹介をする中、私は一人俯いていた。 「郁」 「ん・・?」 気が付くと、みんなが席を立って話していた。 寝てたらしい。 「・・てかさ、ユメ。さっきの、凄く恥ずかしかったんだけど」 「いや、私の方が恥ずかしかったよ」 えへへ、と笑ったユメの頬は、確かに赤く染まっていた。