秘蜜。



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私と拓馬が出会ったのは、広武先輩と初めて会ったあの中2の夏のことだった。


「いーくっ。あのさぁ」

「ん?」

キラキラした目で、私を見つめる。

「・・・なに?」

嫌な予感がする。

ユメがこういう目をするときは、絶対になにか頼み事があるときだ。

・・・なんだろう。

宿題写させてとか、かな。

でもそれなら普通だし・・・。

と、自問自答していると、ユメが口を開いた。

「今日、暇?」

「へ?」

な、なんだ。そんなこと・・・。

「なんで?」

「いや、あのねぇ〜?
ヒロくんに・・・えっと、彼氏にあわせたくて・・・」

ヒロくん?

・・・ああ・・・。

「元幼なじみの・・・私たちの一つ上の先輩だよね」