授業を途中から抜け出して
門の前でアイツを待っていたら
アイツは走って俺の所に来た

俺より小さいコイツは周りからしたら
子羊みたいなもん

だから絶対誰にも渡したくない
そう思った…


するとアイツが


愛「帰りちょっとスーパーに寄りたいんだけど…駄目かなぁ?」


って言われながらあんな顔されたら
嫌だな言いたくないんだよな…
だから俺は


『別に』


と言ったらアイツが嬉しそうにした
俺はそれに照れて早く行こうとした
すると後ろから


愛「待ってよ」


と言われたから意地悪で


『早く買って帰るぞ』


と言いながらもアイツのペースに合わせた

するとアイツは嬉しそうな
笑顔になっていた


『///』