実は 俺達が 神を作ったと
ほくそえんでいた かの
泥棒の頭たち

頭たちが 利用した旅人こそが
神の使いだった。
彼らが 話していたヒントのほとんどが
旅人との会話から得たものだった。

もちろん その使いの旅人が
話したことは うそなのだが、
そこはそれ、
嘘から出た 誠。

神の使いに洗脳されて
口を出た言葉達が
その後の
神による人間支配に
都合が良かった。

人間の作った神話によって
数々の命も犠牲になったが
その中には 
本当の意味で
神によって
抹殺されたものも
少なくなかった。