「あ、ありがと、ございます。」 かたことになってしまった。 「そんなかたことじゃなくていいよ!俺、高1だし!」 「あ、はい。ありがとうございます。」 「てゆうか、あんた何年生?」 「高1です。」 「じゃあ今度会ったときは敬語もなし!じゃあ、俺向こうにダチいるから!」 そういって彼は去った。 これが私の初恋だった。