「...泣かせないでよ。」



「ほら、うそつき。」



「わかってるならいじめないでよ。」



「可愛かったんだもん。」



「うるさい。」




「大好きだよ。改めて付き合ってください。優奈さん。」




黙って頷いた。
でも正直不安だった。


付き合うってことは何なのか、ぜんぜんわかってない私。



真人ばっかりに頼っていたらだめだと思うし、今のままが続いてしまったら、付き合っているのかどうなのかなんてわからないと思う。




でも、一緒にいられるだけでいいなら
辛いとき、悲しいとき、楽しいとき、眠いとき。
どんなときでも一緒にいたい。