お母さん...行ってしまった。
あれ?なんとなく…気まずいな…。


「なあ」


「ん?」


「俺の部屋行かねぇ?」


「あーうん、いいよ?」


いつも真人の部屋に行ってたし、気まずくなくなるのならいいなって、普通に部屋に入った。


ゲームでもするのかな?って
単純に考えてたら


「ここ座っていいよ。」


ベッドをぽんぽんって、適当に、座った。


「…………」

「…………」


沈黙。


「あれ?ゲームとかしないの??」


「いや、話っていうか...話したいなーって思って。」


「何それ~毎日話してるじゃ~ん!!」


「そうだけどさ~。」


「じゃあ、何話したいの?」


「あー。てかさ、優奈って好きな人いないの?」


「え?うち?」


びっくりした。そういう話なのかな?