昨日、萌の家で泣いた時。
柊哉が浮気しているかもしれない事、を2人に話した。
あたしが思ってた不安や思いも全部、泣きながら話した。
全部話し終わって号泣するあたしを、美羽と萌はきつく抱きしめてくれて。
『愛波、あたし達は何があっても愛波の味方だよ。本当の事は、柊哉君に聞かなきゃ分からないけど、傷つきそうになったら来な!』
『萌たち、もし愛波がぶつかりに行ったらその後一緒にいる。ぶつかりに行かなくても、一緒に騒ごうねっ』
『美羽、萌……っ!』
3人共、メイクがぐちゃぐちゃに崩れたけど。
すっぴんより酷い顔で、あたしは2人に抱き着いた。
『ありがとう…ありがとっ!』
『んな事たいしたことないって!あたし達、親友じゃん?』
『そぉだよ!萌、愛波も美羽も大好きーっ!!』
『あたしも愛波と萌好き!』
ギャーギャー騒いで笑って、萌が言った。
『ね、愛波はー?』
『あたしも好きっ!ほんと、大好き!』
そう笑うと、美羽も萌も笑ってくれたんだ。