雪降る場所で、僕等は。



なに?


「……っ、てかいつも抜けてるのは萌じゃーん!」


なに?この空気。

美羽はあたしを睨むようにして、萌は目を赤くしている。


「…あたしは……」


やめてよ。


「……っ、だから……」


「もぉイイよ、愛波。見てる萌達がしんどいっ!」


萌が叫んだのとあたしが固まったのは、同時だった。


「愛波のわざとらしい笑顔、見てらんないよ。柊哉君と……何があったの?」


美羽の真剣な目に、堰を切ったように涙が溢れた。


もう……嫌だな。

2人が抱きしめるから、話したいのに止まらない。