雪降る場所で、僕等は。



「でさぁ、アイツその後あたしを放置してずっと漫画読んでんの!サイテーじゃない?!」

「うわ〜!それ萌だったら許さないんですけどぉ」


お菓子やらジュースやらたくさん広げて、ひたすら喋り倒す。


萌の部屋でくつろぐあたし達は、いわゆるガールズトークに花が咲いていた。


美羽の元カレの話を聞きながらポテチに手を伸ばす。


てか、こんなに食べたら太りそう。

せっかく柊哉と付き合ってからマイナス5㎏になってたのにな……。


そんな事をふと思った自分に驚いた。


「……、てか愛波?聞いてる?」


頭をコツンと叩かれ横を見ると、美羽も萌もあたしをジッと見ていた。


「あ……聞いてるよ〜!やだなぁ。あたしそんな抜けてないしっ」


笑顔を取り繕うあたしに反して、2人は真顔で見つめ続ける。