俺の新しいマネージャーは、怜以外は認めないから










「じゃあ、失礼します。」



「うん、じゃあな篠原君。」




そう言って、俺は玄関に向かって歩いていった




ふわっ



「明日から宜しく、俺の馬鹿なマネージャーさん。」



そのときに、怜をからかいたくなってしまった




クスッと耳元で囁くと、怜から香る匂い




俺の周りにいる女のキツイ香水の匂いと違って



優しい、心地よい匂いがする




ドキッ



胸が高鳴ったことをまだ、知らない