「…何言ってんの? いきなり…」



「ちゃんと答えてっ! ねぇ、魅力ない…?」




そんな泣きそうな顔で見るなって!


今、俺の部屋だよ…


分かってんのか?




「…ないわけないじゃん」



「嘘っ! ほんとはないって思ってるんでしょ!」



「嘘じゃねえって…! ほんと、どうしたわけ? 何かあった?」



「だ、だってぇ…」




…ついに泣き出してしまった。