-----------------------------------------


そんな訳で、ここは第二図書室のドアの前です!
入ろうと思いまーす…


ガチャ…




「…佐倉…?」


いないなぁ…
ちょっと走りすぎたかなあ…


「吉田くん…?早いね」

澄んだ声が聞こえた。
この声は…

俺はすぐに後ろをむいた。

「佐倉ぁ!どこいったのかと思った」
「心配させました?ごめんなさい…」


そんな佐倉の手には二つのコーヒー。
ミルクとブラックだった。

「おっあんがと!
明日の買い出し俺かあ!」
「はい!しかも、金曜日なんでお菓子もですよ♪」
「あ、やべ…金欠だ!あははー」
「ふふっ」



幸せだなー
俺、ら…