微妙距離恋愛




俺と君が出会ったのは、
あの桜の咲く季節だった。




-----------



「ねぇっ!私とつきあってよ!」

突然声をかけられた俺。
誰だか知らなかったから、嘘笑いをして続きを歩いた。


「待ってよ!私、木村那央!」
「あのねぇ、俺はオンナとか興味ねーから。諦めてくれない?」

強く言ったつもりだった。
…が、まだつきまとう木村。


俺は必死に逃げるようになっていた。




「吉田くん、どこお!?」


俺は木陰に隠れていた。



木村って、噂どーりのひと…


「…あ、どこに逃げよう…?」

俺は安全なところに行きたかった。
木陰よりもっとだ、もっと。


あたりを見回した。
…あ、使われてない第二図書室がある



「あそこ行こっかな?」


俺は決意し、図書室に向かった。