晴れ時々、くもり。


私の顰めた顔を見て
大介くんは思いついた
ように言った。

「あ、3年の嗣永 佐助の弟です!」

あぁ・・・
あのバカの!!なんて
言えるもんじゃないから
喉の奥に置いといて。

「あぁ、佐助くんの・・・」

「はい!えーっと・・その・・
生徒会長様に
お願い事がありまして」