大っ嫌い!




次は私の自己紹介の番だ。

バレちゃうよ…。
心臓がバクバクうるさくて
なかなか声がでない。

回りはどんどん騒がしく
なっていく。

「具合でもわるいのか?」

事情も知らない先生が
心配をしてくれて
私はコクンとしたを
向きながら席に座った。

どうせバレることなのに
私はバカだ。

よりによってなぜ
同じ高校で同じクラス
なのかな。

神様なんかいないって
この時本当に思った。