苦く甘い恋をする。

「え~何~? …ってか、それより!!
美姫、金曜日、征にお持ち帰りされてなかった!?」


愛海は目をガバッと見開き、チークを持った手を振り回した。


「あの征が、女の手首を掴んで、血相変えて走っていったんだよ!?
あの後、結構な騒ぎだったんだから」


愛海は興奮したように、頬を上気させた。


これなら、愛海、チークのせなくてもいいんじゃない?


そんなことを考える私の前で、愛海は私に近寄り、耳打ちした。