……まいったなぁ。


こんな顔をされちゃったら……。


「神様の前で……。
誓いのキスをしてください」


こう言うしかないじゃない!!


モジモジする私を華やかな笑顔で見下ろし、長谷川くんは斜めに顔を近づけた。


「もちろん、誓うよ。
おまえを永遠に愛することを」