「だからって、これは何?」 私の声が、真夜中の神社に染み渡る。 「別に。神様に結婚の報告だろ?」 「……え」 「え……って、おまえ。結婚式と一緒だろ? 神様の前でふたりで誓えば」 「そりゃそうだけど……」 「何でこんなに急に……。 ……っていうか、真夜中には、神様も寝てるんじゃない?」 「……マジ?」