「おでことおでこを合わせるの、好きだよね?
どうして……?」
長谷川くんの胸に顔を押し当てたまま、そう尋ねると、私が寒くないようにお布団をかけ直しながら、長谷川くんは答えてくれる。
「……ん。俺、マザコンなのかも」
「……え?」
「ウチの母親、インテリアデザイナーやってて……」
「ん……」
「俺が小さい頃からずっと、すごく忙しくて……」
「ん……」
どうして……?」
長谷川くんの胸に顔を押し当てたまま、そう尋ねると、私が寒くないようにお布団をかけ直しながら、長谷川くんは答えてくれる。
「……ん。俺、マザコンなのかも」
「……え?」
「ウチの母親、インテリアデザイナーやってて……」
「ん……」
「俺が小さい頃からずっと、すごく忙しくて……」
「ん……」

