「ち……ちょっと! 征!!
何ソレ~?
何で美姫なの? 私と上でお茶しようよ」
くねくねと、可愛らしく曲がった愛海の声。
愛海の必死さが空気を伝わり、私をも取り囲む。
そうだよ、愛海はこんなにも長谷川くんのことが好きだから、やっぱりふたりの邪魔をしちゃダメだよ。
私はスッと足を引いた。
「あ、私。栗林さんにメールを頼まれてたんだった」
何ソレ~?
何で美姫なの? 私と上でお茶しようよ」
くねくねと、可愛らしく曲がった愛海の声。
愛海の必死さが空気を伝わり、私をも取り囲む。
そうだよ、愛海はこんなにも長谷川くんのことが好きだから、やっぱりふたりの邪魔をしちゃダメだよ。
私はスッと足を引いた。
「あ、私。栗林さんにメールを頼まれてたんだった」

