「..別に..」 「やっぱり!聞きたいよね!!ちょっと待っててね」 ..いやこっちはちっとも聞きたくなんかないって.. 「あのね、あのね、これこれ!!」 近くにあったタオルで手を拭いてから嬉しそうに本を持ってやって来て俺に渡す。 「何これ?料理本?」 「そう!でねでね、この料理本を作った人が本宮く..じゃなかった、 クラスメイトの男の子のお姉さんで!!」 なるほど。 「お前その本宮君とやらが好きなのか」 「ちょっ!何言ってんの!?航ちゃん、頭おかしいんじゃない!?」