「おかしいよね、雛ちゃんもそう思うでしょう?」 「でも、今日は結婚式の資料を持ってきてくれるって」 「違うの。航也頼まれの。私の部屋に置いてあるモノを 全部持ってきて欲しいって」 玄関先に置いてある大きな紙袋に視線を移した。 千鶴さんに許可をもらって紙袋の中身を見ると 確かに航ちゃんの着替えらしきものが入っている。 航ちゃん、一体何を考えているの? 「ねぇ雛ちゃん。航也、他に好きな人でも出来たのかな」