どうやって年を越したのか、帰って来たのか思い出せない。 それくらい稜君の言葉が衝撃的だった。 「返事はすぐに出さなくてもいいから」 そう言ってくれたけど。 正直どうしたらいいのか分からない。 「雛、どうした?」 航ちゃんの声で我に返ったわたしは、 何でもないと答えて目の前のご飯に再び手をつける。 「今日仕事で遅くなるけど、 千鶴が招待リスト持って来てくれることになってるから」 「了解。千鶴さんから貰っておけばいいのね」