「12時になったら除夜の鐘つけるんだって。並ぶ?」 「結構並んでるな」 周りから見たら、私たちカップルに見えるかな 来年もこうして稜君と過ごせるかな。 こんな風に、手を繋いで歩けるかな 「どうした?」 「ううん、何でもないよ」 ぎゅっと握る手に力を入れると 稜君もギュッ握ってくれる。 「あれ」